上岡龍太郎さんが憧れた浜村淳、88歳で“しゃべり”健在「さんまほどはしゃべりませんよ(笑)」

88歳で“しゃべり”健在の浜村淳 (C)ORICON NewS inc.
 関西を代表する司会者、浜村淳(88)が8日、自身がパーソナリティーを務め、今春で50年目に突入したMBSラジオ『ありがとう浜村淳です』(月~土 前8:00)の取材会に出席した。

【写真】かわいらしいらいよん号とともに笑顔を見せる浜村淳

 この日、「ハマムライド」と銘打った記念企画で、Mラジ(MBSラジオ)公式キャラクター「らじおんチャン」とともに、「らいよん号」に乗ってドライブ。大阪城近辺やお初天神などをめぐり、同局に到着。生放送後からの多忙なスケジュール後となったが、待ち受けた報道陣から祝福されると、本番さながらにトークを繰り広げた。

 その軽妙な語り口は、5月19日に81歳で死去した上岡龍太郎さんが憧れ、かつて弟子入りを希望したほど。「50年、毎朝同じ番組をやっていると言ったら、皆さん第一声は『アホかいな』ですよ」と笑わせ、「自分でも『アホかいな』と思います」と重ねた。

 さらに「体調はいいんです」というと、訃報が伝えられた“ある有名芸能人”という切り口から「(横山)ノックさんも、(立川)談志さんも亡くなった。浜村さんだけはしぶとく生き残っている」と表現されたエピソードを明かし、「笑いましたね」と懐かしんだ。

 『ありがとう浜村淳です』は、関西を代表する朝のラジオ番組で、1974年にスタート。時代とともに、伝える内容なども変化してきたが、しゃべりは変わらない。朝4時30分に起き、本番前に新聞全紙を読みこむルーチンを続けながら、デジタルにも対応して知識を得て、語り尽くす。浜村は「(明石家)さんまほどしゃべりませんよ」と笑わせながら、さらなる長寿番組化へ意気込んだ。
公開:2023-06-08 15:34
更新:2023-06-08 15:37
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