88歳・浜村淳『ありがとう』50年目突入も「道なかば」 映画鑑賞欠かさず「あと50年」に意欲

「あと50年」に意欲を語った浜村淳 (C)ORICON NewS inc.
 関西を代表する司会者、浜村淳(88)が8日、自身がパーソナリティーを務め、今年4月で50年目に突入したMBSラジオ『ありがとう浜村淳です』(月~土 前8:00)の取材会に出席した。

【写真】かわいらしいらいよん号とともに笑顔を見せる浜村淳

 この日、「ハマムライド」と銘打った記念企画で、Mラジ(MBSラジオ)公式キャラクター「らじおんチャン」とともに、「らいよん号」に乗ってドライブ。大阪城近辺やお初天神などをめぐり、同局に到着すると、しっかりとした足どりで降り立ち、ピースサインで応えた。

 名調子は変わらず、50年目も「道なかばです」とさらっと言ってのけ、「あと50年やったら100年」と意気込んだ。一方で「50年、毎朝同じ番組をやっていると言ったら、皆さん第一声は『アホかいな』ですよ」と笑わせ、「自分でも『アホかいな』と思います」と重ねながら、リスナーに感謝を込めた。

 「体調はいいんです」と伝え、二度のポリープ治療をのぞけば、大病がないことに胸を張った。「育ててくれた親に感謝ですね」といい、映画評論家などとしても活躍することから「映画や演劇、宝塚を観ることが生きがい」としみじみ。コロナ禍でネット配信が盛んになったこともあり、映画館で観る本数は減ったというが、それでも「(試写など)月に3本は観てます」と明かした。

 『ありがとう浜村淳です』は、関西を代表する朝のラジオ番組で、1974年にスタート。時代の変化にも対応し、スマートフォンやパソコンも操るようになったという。「体が続いて、リスナーの皆さんがおもしろい、聴いてよかったと思ってくださる限り、続けたいですね」と柔和な笑みを浮かべた。
公開:2023-06-08 15:10
更新:2023-06-08 15:14
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