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サッカーJ2・モンテディオ山形の相田健太郎社長は31日、Jリーグの開幕を8月、閉幕を翌年6月ごろに変更するシーズン移行案について「(現行と比べて)冬場の試合数が大きく増えることはなく、山形のサポーターの観戦環境が悪化することはない」とし、積極的に反対する理由はないとの考えを示した。公開練習後の囲みで報道陣の取材に答えた。
Jリーグは真夏の試合回避や、欧州との選手移籍活発化など競技力向上を目指し、移行案を検討している。30日に行われた理事会後、樋口順也フットボール本部長は「(利点について)大多数のクラブが賛同している」と説明した。一方で降雪地のクラブに与える影響は大きいとして、一部クラブが懸念を示している。
今季J2は2月中旬に開幕し、11月に閉幕する日程となっている。これまで12月にホーム戦が行われたこともあり、直近では2021年のシーズンで、12月5日に行った。
リーグが示す移行案によると、12月末から翌年2月中旬までウインターブレーク(冬季休止期間)を設けるとしている。相田社長は「課題と言えるのは12月中旬に増える1、2試合のみで、試合をする期間は今までとほとんど変わらない」との認識を示し、「連続してのアウェーでの試合は増えるかもしれないが、ホーム戦の数に影響はない。降雪期のホーム開催が極端に増えるという心配はいらない」とした。
相田社長は冬に使える屋内練習場がリーグの補助で整備される可能性にも触れ、「モンテだけでなく学生サッカー、さらに陸上など他の競技に取り組む人が使える施設であれば、山形のスポーツにとってプラスになる」と語った。