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「モンテ 出口が見えない」「苦境モンテ 防げぬ失点」「悪循環 もがくモンテ」。うーん、さえない。「守り切り 待望の勝利」「相手裏からアウベスだ」は気持ちよかったけれど、次には「決まらない 天仰ぐモンテ」ときてしまった。「モンテ快勝 幸先よし」で始まった今シーズンなのに…と、序盤はこんな感じでした。
挙げたのは、今季のモンテディオ山形の試合結果を伝える本紙スポーツ面の見出しです。これを考えているのは「編集局整理部」。ざっくり言えば、報道記者が出稿した記事や写真で実際の紙面を作る部署です。
大好きなモンテの紙面作りに携わることは喜びで、誇りでもあるのですが、それは当日のスタジアム観戦ができないということでもあります。試合を会場で見ていては、移動時間もあって紙面作りに間に合いません。試合を生で見たい、紙面も作りたい。残念なことに両立できません。
5月17日に、ホーム大分戦を見てきました。今季初観戦。ウイークデーの日中という珍しい時間設定で、たまたま自分の休みと合いました。結果はご存じの通り5-0で勝利です。帰路はスタジアムの熱気をまとったまま、藤田選手の5点目など名場面を反すうしたり、翌日の見出しをあれこれ想像したり。
21日の秋田戦、28日の熊本戦にも勝ち、3連勝となりました。ここから一気に調子を上げて、シーズン終盤にはひりひりするような昇格争いを展開するかもしれません。そんな熱い試合を伝える紙面を作りたいし、たまにはスタジアムでそれを見たい。リーグ戦はまだ3分の1が終わったところ。序盤は苦しみましたが、お楽しみはこれからです。(沢井悌志)