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吉村美栄子知事は25日、定例記者会見で、今月29日から6月1日の日程で、台湾を訪れ、今年本格デビューするサクランボの大型新品種「やまがた紅王」のPRや国際チャーター便誘致を目的にトップセールスを行うと発表した。チャーター便は今秋以降の就航を目指すとしている。
県によると、知事の訪台は2019年1月以来。海外出張は20年1月のベトナム以来。
JA全農山形などと共に台北市のホテルで地元百貨店やメディアに対し、やまがた紅王など県産サクランボをプロモーションする。観光関係者と県内へのチャーター便就航実績がある航空会社2社、ツアー実績がある旅行会社2社を訪れるほか、宜蘭(ぎらん)県礁渓(しょうけい)温泉のホテル「山形閣」に本県PRコーナーの設置継続を要望する。
新型コロナウイルス禍前の19年に本県を訪れた外国人旅行者の国・地域別最多は台湾の約20万9千人で、全体の6割弱を占めた。吉村知事は「トップセールスを県産品の輸出拡大やインバウンド(訪日客)拡大につなげたい」と話し、チャーター便については「台湾の方々に人気な紅葉や雪のシーズンを目指して、運航してもらえるようにプッシュしていく」と述べた。