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北庄内地域の自然をフィールドにして地域づくりを学ぶ場を提供する団体「トリウミヤマアカデミー」が誕生し、27日に酒田市の東ふ頭交流施設「SAKATANTO(サカタント)」で、初のイベント「Fishermans(フィッシャーマンズ) Day(デイ)」を開く。トークセッションを通じ、環境保全や釣りのマナーを考えながら、アウトドアを楽しむきっかけにしてもらう。
トリウミヤマアカデミーは今月発足した。地方での起業育成や学びの場の創出を行っている一般社団法人「Next(ネクスト) Commons(コモンズ) Lab(ラボ)」(東京)が企画・運営を担い、住友商事(同)が地域貢献事業として協力している。
初イベントは施設を運営する「GOOD(グッド) LIFE(ライフ) ISLAND(アイランド)合同会社」(同市)と共同で開催する。マーケットとトークセッションに分かれ、トークセッションでは漁業の専門家や釣りに関する動画クリエイター、エッセイストらが登壇し、庄内地域の水産資源の現状、釣りの楽しみ方について話す。マーケットには、手作りの釣り具や登山道具のメーカーなど5団体が出店する。
マーケットは午前10時~午後5時、トークセッションは午後3時~5時。申し込み不要で参加無料。トリウミヤマアカデミーは今後、釣りの講座や海ゴミのアップサイクルに関するワークショップも企画している。ネクストコモンズラボの担当者は「イベントを重ねるにつれ、地元住民が運営に携わるアカデミーにしていきたい」と語った。