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酒田市に移住し、観光などの情報発信をしてきた全日本空輸(ANA)の客室乗務員「ANA SHONAI BLUE Ambassador(庄内ブルーアンバサダー)」5人が31日に、1年半にわたった第1期の活動を終える。企業や学校と連携したスイーツ開発などに取り組み、4月からの第2期は2人が庄内を拠点に活動を継続する。
アンバサダーは切江沙也香さん(31)=長崎県出身、佐藤菜々子さん(29)=山形市出身、西紅映(くれは)さん(29)=埼玉県出身、坂本里帆さん(28)=東京都出身、九鬼江実さん(26)=神奈川県出身。21年10月から客室乗務員として働きながら活動してきた。
学校や企業と連携し、羽黒高(鶴岡市)とバターサンド「庄内スティック」を、道の駅あつみ(同)とは「あつみバターサンド」を商品化した。また、東北日本ハム(酒田市)とタッグを組み県産米粉使用のホワイトカヌレ「SAKATA Ma(マ).ange(マンジュ).Ke(ケ)」を完成させた。
JR東日本ともコラボし、酒田-新潟間の観光列車「海里」に乗り込んで、乗客をもてなす特別イベントを行った。
乗務だった西さんを除く4人が30日、県庁を訪れ、吉村美栄子知事に活動を報告した。佐藤さんと坂本さんは2期目も庄内を拠点とし、他の3人は首都圏で庄内地域や本県のPRを続ける。佐藤さんは「外国人など山形に来たことのない人に魅力を伝え、広げていきたい」、坂本さんは「国際線の乗務員として、世界のトレンドと山形をうまくリンクさせられたら、うれしい」とそれぞれ意気込みを語った。