ログイン

ここから先の閲覧については有料会員登録が必要です。すでに会員の方はこのままログインしてください。

※登録をしていない方はログイン後に有料会員登録用ページに遷移します

※格安スマホを利用しているなど、キャリアのIDをお持ちでない方は「クレジット会員」をお選びください

※会員専用ページは「Cookie(クッキー)」を利用します。お使いの端末のブラウザー設定で「Cookie(クッキー)」を有効にしてください

モバイルやましん

県内ニュース

十分一山ワイン、味わいすっきり 完成発表会、南陽高生がラベルデザイン

2023/03/23 08:46
関係者がお披露目した十分一山ワイン2022。南陽市を象徴する出来栄えとなった=南陽市・シェルターなんようホール

 ブドウ栽培が盛んだった南陽市赤湯の十分一(じゅうぶいち)山の斜面の耕作放棄地解消を目指す市などのプロジェクトで、昨秋収穫したブドウを使ったワイン「十分一山ワイン2022」が完成し22日、同市のシェルターなんようホールで発表会が開かれた。すっきりとした味わいに仕上がり、ラベルは南陽高美術部がデザインした。

 プロジェクトは2019年度に、斜面の一角に整備した約15アールの実験圃場に96本の苗木を植えて始まった。初めて収穫にこぎ着けた昨年度は、計約80キロのブドウで醸造したワインが3日で売り切れるほど、好評だった。

 本年度は昨年度の倍となる約160キロを収穫した。メルローを基軸に4種類のブドウを原料とし、市内の「佐藤ぶどう酒」が200本を製造した。発表会では白岩孝夫市長ら関係者が試飲などを行い、「特別な風土で作られたワインとして象徴的な存在になる」「(ブドウ棚で一面に覆われた)かつての山の景観がよみがえるきっかけにしたい」と期待を込めた。

 ワインは4月1日から市内の結城酒店で販売する。750ミリリットル入り2300円(税別)。

記事・写真などの無断転載を禁じます
↑pageTop