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県内ニュース

【コラム・自由席】プロチームがある幸せ

2023/03/20 20:00
中島裕希選手とボールを使って交流を楽しんだ子どもたち=2012年5月、天童市荒谷小

 1993年5月15日-。私が小学6年生の時、華々しくJリーグが誕生しました。当時のサッカー熱の盛り上がりを、今でも鮮明に覚えています。あれから30年。99年にJ2に参戦したモンテディオ山形は2度のJ1昇格、天皇杯準優勝など、輝かしい実績を残してきました。

 私が番記者を務めたのは2012~15年度の4年間。担当してすぐの12年5月、天童市の荒谷小で選手が児童とボール遊びなどで交流を深める「夢クラス」を取材しました。当時、主力として活躍した中島裕希選手(現在はJ2町田)が、子どもたちに語りかけた言葉が印象に残っています。「夢に向かって小さな目標を少しずつクリアしていくことが大切」。日々の積み上げが、夢に近づく一歩だと教えていました。

 私が小学生の頃は、日常生活の中でプロスポーツ選手と触れ合う機会すらありませんでした。努力して夢を実現した選手の言葉は、きっと子どもたちにとって大きな刺激になり、目標となるはずです。地域密着のプロチームが山形にあるということ。Jリーグ誕生から30年という節目の年に、その幸せを県民の一人として改めてかみしめたいと思います。(佐藤裕樹)

モンテディオ山形

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