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県内ニュース

脊髄損傷者県支部が大臣表彰 車いす利用者駐車スペースの全面青色塗装

2023/01/27 12:28
大臣表彰受賞とこれまでの活動を紹介する全国脊髄損傷者連合会県支部のメンバーたち=県庁

 全国で初めて車いす利用者用駐車スペースの全面青色塗装に取り組んだ全国脊髄損傷者連合会県支部が、本年度のバリアフリー・ユニバーサルデザイン推進功労者表彰の内閣府特命担当大臣表彰奨励賞を受けた。県支部の代表が26日、吉村美栄子知事に受賞とこれまでの活動成果を報告した。

 県支部は、車いす利用者用駐車スペースの健常者による不適切使用などの対策として、全国に先駆けて2004年から全面青色塗装を行っている。県内では公共施設に加え、商業施設などでも定着が進む。他県の連合会支部へ車いすマークの型枠を送るなどの支援も行い、取り組みは全国に波及している。

 表彰は02年度から毎年実施し、県支部は内閣総理大臣表彰に次ぐ担当大臣表彰に選ばれた。本県関係での受賞は初めて。先月26日に首相官邸で行われた授賞式では、県支部メンバーが岸田文雄首相に国施設を含めた一層の普及を要望した。

 この日は中島幸生(さちう)支部長(75)らが県庁を訪れた。吉村知事は「誰もが住みやすい環境づくりが大切。皆さんと力を合わせ、取り組みを進めていきたい」と述べた。活動に当初から携わる青色プロジェクト長の小林光雄さん(74)は「受賞をきっかけに、全面青色塗装が今以上に国全体へ広がっていくといい」と期待を込めた。

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