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バレーボールのVリーグ女子2部は3日、天童市の県総合運動公園アリーナなどで3試合を行った。本県のプレステージ・インターナショナルアランマーレは浜松に3―2で勝ち、開幕7連勝で首位に立った。7連勝は2015年のチーム創設後初めて。
第1セットはオケケアル・メソマチの強打などで流れをつかみ、25―18で奪った。第2セットは25―11として連取したが、サーブで点差を広げられた第3セットは20―25、第4セットは19―25で落とした。第5セットは伊藤摩耶やメソマチの得点で突き放し、15―7でものにした。メソマチが17得点、前田美紅が14得点、木村友里が13得点、菅原里奈が10得点だった。
次戦は4日、同会場でルートインホテルズと戦う。
【アタック】勝負どころで連動、強打
アランマーレの快進撃が止まらない。一時は流れを失ったが、フルセットの土壇場で巻き返し、接戦をものにして初めて連勝を7に伸ばした。後押ししてくれたホームに北原勉監督は「第5セットの会場との一体感が勝ちにつながった」と感謝した。
出だしは順調でストレート勝ちも見えていた。並ばれたのは第4セット。チーム創設時からのライバル、浜松の「捨て身とも言える攻撃」(北原監督)に苦しんだという。第5セットを前に選手は声をかけ合った。「自分たちの強みを見つめ直し、試合に入れたことで勢いにつながった」と主将の木村友里。勝負どころで耐え反撃に出た。
持ち味とするサーブからブロック、レシーブへとつながる連動性を取り戻し、オケケアル・メソマチ、伊藤摩耶の強打につなげた。相手に連係ミスが出ると、すかさず連続得点。ここぞの場面で強さを見せ一気に突き放し、今季初開催の天童会場を沸かせた。
北原監督は連勝記録にも「やるべきことをやった結果として付いてきたとしか考えていない」と冷静だ。4日はホームで年内最終戦。木村は「アランマーレの強みを大事にして、会場の皆さんと一緒に戦いたい」と意気込んだ。