ここから先の閲覧については有料会員登録が必要です。すでに会員の方はこのままログインしてください。
※登録をしていない方はログイン後に有料会員登録用ページに遷移します
※格安スマホを利用しているなど、キャリアのIDをお持ちでない方は「クレジット会員」をお選びください
※会員専用ページは「Cookie(クッキー)」を利用します。お使いの端末のブラウザー設定で「Cookie(クッキー)」を有効にしてください
バスケットボール男子・Bリーグ2部は第9節第1日の26日、各地で6試合が行われた。東地区のパスラボ山形ワイヴァンズは天童市の県総合運動公園アリーナで東京Z(東地区)に97―64で勝利し、今季初の4連勝とした。通算成績8勝8敗で、順位は4位のまま。
山形は山田友哉、ジェームズ・ベル、高橋浩平、村上駿斗(山形南高出)、ハビエル・カーターが先発した。第1クオーターに3点シュート5本を含む31得点で突き放し、前半を48―25で折り返し。後半も攻守で集中力を切らさず、点差を広げた。カーターが19得点、村上と鈴木大(日大山形高出)が13得点、ベルが12得点、高橋が10得点、トーマス・ウェルシュが16リバウンドだった。
27日は同会場で東京Zと再戦する。
勝率5割復帰、シュート精度高く
【マッチアップ】今季初の4連勝をつかんだ山形は、当面の目標だった勝率5割に復帰。今シーズン最多97得点、最少64失点とほぼ完璧な内容で、相手を寄せ付けなかった。個人通算2千得点の節目を迎えた村上駿斗(山形南高出)は「連勝し、いい流れに乗っている」と充実感をにじませた。
ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチは「前半(シュートを)外してもリバウンドを拾い、リズムをつかんだ。スリーポイントを(フリーの)いい形で決めることができた」と勝因を挙げた。今季開幕戦で逆転負けを喫した東京Zに対し、立ち上がりに積極性と精度で上回った。一度もリードを奪われぬまま、最後まで押し切った。
得点源となった3点シュートは放った32本のうち14本を沈めた。フィールドゴール成功率は6割に到達し、村上は「何も言うことがないほどのかなりいい数字」と強調。アシストは相手の2培近くとなる31本で「個人で打開したわけでなく、チーム全体で共通認識を持ち、攻撃を遂行できた結果だ」と胸を張った。
一時は5連敗と波に乗れなかったチームは復調し、リーグ参入後初の5連勝に王手。村上は「(次戦も)タフな試合。しっかり勝って連勝を伸ばしたい」と気合を入れた。
40分間戦い抜いたことが誇り
ミオドラグ・ライコビッチヘッドコーチの話 40分間集中して戦い抜いたことを誇りに思う。(気を引き締めなければ)危険な試合だった。前に比べて良くなっていることは実感するが、ベストなバスケはできていない。将来もっと良くならなければいけない。