第75回秋季東北地区高校野球県大会は第4日の23日、中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(荘銀・日新スタジアム=県野球場)で準決勝2試合が行われ、鶴岡東と山形中央が決勝に駒を進めた。両校は10月10日に本県で開幕する東北大会の出場権を得た。
鶴東は山形城北に七回コールド勝ちした。序盤から着実に加点すると、四回には4番高橋快の2点適時打などで5得点。先発三好航生は制球と変化球がさえ、6回3安打無失点に抑えた。山中央は九里学園に八回コールド勝ちした。山中央は六回までに3本塁打などで8得点。継投策が決まらず一時2点差に詰められたものの、2番武田陸玖の本塁打などで5点を奪って試合を決めた。東北大会出場は鶴東が4年連続14回目、山中央は2年連続11回目。
当初、24日だった大会最終日は、台風による悪天候が予想されるため、25日に順延された。最後の東北大会出場を懸けた3位決定戦で城北と九里がぶつかり、決勝で鶴東―山中央が対戦する。