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遊佐刺し子「針と糸のアート美しい」 インド人女性、町内で学ぶ

2022/09/23 09:36
土門玲子代表(左端)から遊佐刺し子について教わるマニート・カウルさん(右端)=遊佐町

 日本の刺し子文化を学ぼうと、インドでテキスタイルデザインを研究しているマニート・カウルさん(42)が遊佐町に滞在し、地元の伝統工芸品・遊佐刺し子について学んでいる。指導するのは、世界各国で展示会を行ってきた有限責任事業組合(LLP)遊佐刺し子ギルドの土門玲子代表で、初来日したマニートさんに刺し方や歴史などを教えている。

 自国で染め物や織物の研究をしているマニートさんは、刺し子のバリエーションの豊富さに引かれ「石橋財団・国際交流基金」の現代美術キュレーター等交流事業で来日した。青森県弘前市で「こぎん刺し」を学ぶなどし、16日から遊佐町を訪れている。

 この日、マニートさんは通訳らと、遊佐刺し子ギルドの活動拠点・にぎわい創造館を訪れた。土門代表から「遊佐刺し子は『橇曳(そりひ)き法被』が原点。製図しないで刺すのが特徴だ」と説明を受け、制作の様子や作品を見学。「すごい」「素晴らしい」などと日本語で反応していた。初めて遊佐刺し子に触れ「パッチワークと刺し子の組み合わせがユニーク。針と糸のアートで美しい表現だ」と語った。

 29日まで町内に滞在し、教室や土門代表の自宅に通って知識や技術を身に付ける。土門代表は「久しぶりに外国人を受け入れられてうれしい。世界でも遊佐刺し子の文化が根付いてほしい」と話した。マニートさんはその後、岐阜県や兵庫県の淡路島などを回り、全国の刺し子文化を学ぶ予定だという。

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