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農林漁業の支援拠点設置 やまがた農業支援セ、6次産業化から対象拡大

2022/08/04 12:05
農山漁村発イノベーションの推進に向け、取り組み内容などを確認した連携調整会議=山形市・県村山総合支庁

 やまがた農業支援センターは本年度、国が推進する「農山漁村発イノベーション」に取り組む農林漁業者らを支援するサポートセンターを設置した。これまで支援対象は6次産業化が中心だったが、地域資源を活用した多様な事業へと間口を広げる。3日には山形市の県村山総合支庁で、関係団体による連携調整会議を開き、活動内容や連携強化を確認した。

 農山漁村発イノベーションは、6次化にとどまらず地域の文化・歴史や森林、景観など農林水産物以外の地域資源も活用して新事業や付加価値を創出する取り組み。持続可能な地域経済を確立することで、農林漁業者らの所得向上や雇用機会の確保を図るのが狙い。

 やまがた農業支援センターでは、2014~21年度に「6次産業化サポートセンター」を設置して支援を展開してきた。22年度に国の制度が見直されたことに伴い、県から業務委託を受けて新たなサポートセンターを設置した。

 これまでは主に農産加工品の製造・販売に対して支援をしてきたが、今後は棚田を活用した交流イベントや森林を舞台にしたヒーリング事業なども対象となる。サポートセンターは支援を希望する農林漁業者や地元企業などの相談・申し込みに応じ、地域プランナーの派遣や各種補助事業の情報提供を行う。プランナーは経営改善計画の策定や商品デザインの作成などを支援する。

 連携調整会議には県やJA山形中央会地域・担い手サポートセンター、県よろず支援拠点などの担当者が出席。農山漁村発イノベーションの概要やサポートセンターの取り組みなどを確認し、各団体の活動について情報交換した。やまがた農業支援センターの橋本仁専務理事は「農山漁村の地域活性化にはさまざまな分野が連携する必要があり、しっかり支援していきたい」と話した。

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