バレーボールVリーグ女子2部のプレステージ・インターナショナルアランマーレの選手4人が15日、真室川町真室川小(加賀谷成秀校長、179人)を訪れ、食育をテーマにした特別授業を行った。健やかな成長に欠かせない食事の大切さを伝えた。
6年生を前に田村愛美(めぐみ)、柳沢紫子(しいこ)、前田美紅(みく)、石盛めるもの4選手が教壇に立った。選手それぞれの自己紹介で盛り上がった後、本題の食育授業へ。五大栄養素を紹介し「肉や魚に多いタンパク質をはじめビタミン豊富な野菜、果物などバランスの良い食事が大切」と強調した。原田こころさん(11)は「カルシウムをしっかり取って丈夫な体づくりを心がけたい」と話した。
4選手は続いて全校児童と一緒に体を動かし、交流を深めた。酒田市に拠点を置くアランマーレは同市内の小学校などに選手を派遣し、食育授業を展開。同校の依頼を受け、最上地域で初めて開いた。