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酒田で車と住宅全焼し1遺体 車内からガソリン臭

2022/07/03 22:44
乗り付けられた乗用車から出火し、中から1遺体が発見された火災現場=3日午後3時13分、酒田市北新橋1丁目

 3日午後1時半ごろ、酒田市北新橋1丁目の村上孝志さん(60)方に乗り付けられた乗用車から出火、車と木造2階建ての住宅が全焼し、車内から1遺体が見つかった。現場に駆け付けた酒田署の男性警察官2人が腕にやけどをした。同署によると、村上さんの娘とトラブルになった県内に住む40代男性が乗り付けたとみられ、車内からガソリン臭がしたことから、男性が火を付けた可能性も視野に出火原因を調べている。

 同署によると、火災が起きる前、40代男性は市内のアパートに住む村上さんの娘とトラブルになっていた。この男性が車でその場を離れたため、実家の村上さん方に行くことを懸念した娘が午後0時50分ごろ、110番通報した。やけどを負った署員2人は警戒のため、村上さん方に先回りして待機していた。

 午後1時半ごろ、男性が乗った車が村上さん方に横付けする形で敷地内に侵入し、署員2人が職務質問しようと近づいたところ車内からガソリン臭がしたという。その後、車内から爆発し、炎上。住宅の外壁などにも燃え移った。やけどをした署員は救急搬送され、車の運転席から男性とみられる1遺体が見つかった。

 出火当時、家には村上さん夫妻と孫ら4人がいた。同署は遺体の身元とともに、出火原因や焼失面積、トラブルとの関係を調べている。

家揺れるほどの爆発音

 「水を使わせてください」。近くに住む女性は、家が揺れるほどの爆発音を聞いて外に出ると、現場となった家の方から炎と煙が上がっており、腕にやけどをした警察官が助けを求めてきたという。警察官は女性宅にある庭先の水道で腕を冷やすなどした。女性は「上半身の制服を脱いで水を掛けていた。腕の皮がむけて痛そうだった」と話し、当時は何が起きたかよく分からなかったという。

 現場は国道7号と新井田川の間にあり、新しい家も並ぶ住宅街。日曜の昼下がりの火災に、人だかりができ一時騒然となった。

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