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前県議野川政文被告に有罪判決

2022/06/27 21:13

 架空の人件費を計上し、政務活動費(政活費)計576万円をだまし取ったとして、詐欺と虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた、前県議野川政文被告(68)=無職、東根市中央4丁目=の判決公判が27日、山形地裁であり、今井理裁判長は「犯行は政活費制度への県民の信用を損なう」などと指摘し、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑懲役1年6月)を言い渡した。

 判決理由で、今井裁判長は6カ年度の長期にわたり、架空の雇用契約書や領収書を用意した上で、うその収支報告書の作成・行使を繰り返しており「常習的で悪質」と指摘した。重要な公文書である収支報告書に対する信頼を損なう犯行と述べた。

 また、長く県議を務め、政活費の交付に関する条例の制定などに関与していたことや、政活費の調査権限を持つ議長に就いていた経歴にも触れ、「犯行は政活費制度への県民の信用を損なう」と断じた。

 一方、起訴分の被害額に自主的な返還分を加えた780万円余りを県に支払っており、公判で反省の言葉を述べていることから執行猶予付きとした。

 判決によると、野川被告は15~20年度の政活費について、架空の人件費を支出したとする虚偽の収支報告書などを16年4月ごろ~21年4月ごろに県議会事務局に提出し、職員を介して知事を誤信させ、政活費計576万円をだまし取ったとしている。

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