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鳥海山・飛島ジオパーク、見て触れて深く理解 遊佐の中高生、地形や生態系を現地で学習

2022/06/25 10:18
三崎公園を散策し、地形などを学ぶ遊佐中の生徒=遊佐町

 鳥海山・飛島ジオパークについて理解を深めようと、遊佐町の中高生がフィールドワーク授業に取り組んでいる。同ジオパーク推進協議会やガイドが講師を務め、秋田県を含めたエリア内の地形の成り立ちや、身近な生態系について学習。環境保全とともに、同協議会は3年後の日本ジオパーク再認定、世界ジオパークを目指すため、教育分野に力を入れている。

 遊佐高(佐藤りか校長)では9日、総合学習の一環として、2年生20人が同校近くを流れる八ツ面(やつめ)川を調査。ジオガイドの畠中裕之さんが講師となり、生徒が水質や生態系を調べた。たも網で水中を探り、希少淡水魚イバラトミヨを捕獲した。自然と触れ合い、身近な生き物について学んだ。

 遊佐中(佐藤英喜校長)の生徒は今月初旬、町内と秋田県にかほ市を巡った。釜磯海岸で伏流水が噴き出す様子を観察したり、三崎公園で地質を学んだりし、庄内地域を飛砂から守る砂防林の役割も確認した。両校ともガイドらと連携し、定期的にジオパークを絡めた活動を行う。

 同協議会は世界ジオパークの登録を目指すため、今年3月、一般社団法人化した。世界ジオパークへの申請には運営団体の法人化が必要だった。世界を目指す取り組みを加速させる中で、学校教育への波及拡大を図るべく、各校と連携を高めている。同協議会の担当者は「地域資源を守り伝えていくため、遊佐町だけでなく酒田市、秋田県の学校とも手を組んで進めていきたい」と話した。

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八ツ面川の生態系などを調査する遊佐高の生徒=遊佐町八ツ面川の生態系などを調査する遊佐高の生徒=遊佐町
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