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心を強く、鶴岡工競り勝つ 春季高校野球県大会・第1日

2022/05/22 10:49
〈九里学園―鶴岡工〉最後の打者を打ち取り、仲間と喜び合う鶴工の富樫柊生哉(左)=中山町の荘銀・日新スタジアム

 第69回春季東北地区高校野球県大会は21日開幕し、中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがた(荘銀・日新スタジアム=県野球場)など3会場で1回戦8試合を行った。

 鶴岡工は九里学園に3―1で競り勝ち、新庄神室産は米沢中央を5―4で振り切った。創学館は6―3で酒田光陵に逆転勝ち。山形商は寒河江、山形南は酒田東を、ともに七回コールドで下した。東海大山形は南陽、山形城北は長井、新庄北は鶴岡南にそれぞれ快勝した。

 第2日の22日は3会場で2回戦8試合を行う。

窮地でルーティン、先発粘投

 八回表。マウンドに集まった鶴岡工ナインが一斉にスコアボードを見つめた。1点リードで2死二塁。ピンチの場面で自分たちの「足跡」を振り返ると、先発富樫柊生哉に再び力が戻った。この試合最後のピンチを三振に仕留め「心を強く持ち直せた」とほっとした様子で語った。

 得意のスライダーを中心に変化球がさえた。丁寧に低めに集め、痛打されても落ち着いて後続を抑えた。八回は「次の攻撃は上位打線から。攻撃に良い流れをつくりたかった」と狙い通りの三振。その裏の攻撃では適時打を放ち、攻撃でも引っ張った。

 「投手は打者のために、打者は投手のために」とは菅原伸監督の言葉。双方の頑張りが反映されたスコアボードを見ることは、苦しい時のルーティンだ。仲間の「今日、かっこいいぞ」という言葉にも「かなり緊張する場面で勇気が出た」と背中を押された。

 もともと先発完投型ではないが「変える気にならないほど良かった」と菅原監督。課題の制球で2四球に抑えたことも好材料だ。次の2回戦は昨夏の山形大会で延長戦の末に苦杯を喫した新庄東。「絶対勝ちたい」という富樫の言葉に決意がにじんだ。

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