県内ニュース

出羽路に懸ける元箱根ランナー 天童市職員の細谷翔馬選手(寒河江出身)

2022/04/18 10:17
公務員ランナーとして新たなステージに臨む細谷翔馬選手(天童市役所)=天童市スポーツセンター

 東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で話題を集めた注目ランナーが出羽路を駆ける。27日に始まる県縦断駅伝競走大会(山形新聞、山形放送、山形陸上競技協会など主催)に天童・東村山チームの一員として出場する細谷翔馬選手(22)=帝京大出、寒河江市出身=だ。箱根では山上りの5区で2年連続区間賞に輝き、今月から天童市役所に勤務。公務員ランナーとしての県内デビュー戦を前に「総合3位入賞に貢献できるような走りを見せたい」と意気込む。

 父・弘信さんが地元の陸上クラブのコーチだったこともあり、小学2年時から長距離に取り組み始めた。寒河江市の陵東中時代に寒河江・西村山チームで県縦断駅伝に2度出場。レベルアップを期し、宮城・東北高、帝京大へと進学した。

 全国区の注目を集めたのは昨年の箱根駅伝だ。注目区間の5区で4人抜きの快走。いきなり区間賞を獲得して周囲を驚かせた。「それまでは思ったほどの成績を残していない」と自嘲気味に振り返る一方、一躍時の人となった。本人にとって箱根といえば「5区」。「(東洋大時代に)『山の神』と呼ばれた柏原竜二さんに憧れ、夢見てきた舞台で予想以上の結果が出せた」と手応えをつかんだ。

 帰郷のきっかけは就職活動を控えた大学3年の秋に駅伝競走部の中野孝行監督を通じて天童・東村山チームの中村展人(のぶと)監督を紹介されたことだ。「公務員として働きながら走り続ける道もある」との誘いを受け、天童市役所への就職を決意。勉強と競技を両立させ合格した。

 今年の箱根駅伝も5区を担い、区間記録に迫る好走で、チームを往路で過去最高の2位に押し上げた。初のフルマラソン挑戦となったその後の東京マラソンでは日本学生歴代3位の好記録をマーク。新たな境地も切り開いた。

パリ五輪見据え

 見据えるのはマラソンでの五輪出場だ。2年後に控えるパリ大会に向け「まずは(代表選考レースの)MGC(マラソングランドチャンピオンシップ)の出場権を獲得したい」と闘志を燃やしている。

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