河北町谷地の谷地八幡宮(林保彦宮司)で16日、新春初月次祭(はつつきなみさい)が行われ、県内の女性音楽家2人が奉納演奏を披露した。
氏子崇敬者約40人が参列。家内安全や身体堅固を願って祝詞を奏上し、参列者の代表が玉串をささげた。神前奉納として、シンガー・ソングライターの庄司紗千(さち)さん(山形市)がオリジナル曲「うめうらら」をバイオリニストの駒込綾(りょう)さん(同市)と共に披露。伸びやかな歌声と美しい音色が響き渡った。
引き続き、ミニコンサートが開かれ、庄司さんと駒込さんが「チャルダッシュ」や「時代」など6曲を演奏した。
月次祭は国の平安や氏子崇敬者の安泰を祈願する定期的な祭典。この日は新型コロナウイルス感染拡大防止策として消毒や換気を行い、参列者を例年より減らすなどした。