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武将・鮭延秀綱、こんな人物 真室川小6年生、学びを創作劇に

2021/10/14 10:52
鮭延秀綱を題材にした劇の発表に向け、稽古に励む子どもたち=真室川町真室川小

 真室川町真室川小(佐藤雅浩校長)の6年生30人が、真室川を治めた武将・鮭延秀綱(1562~1646年)について学び、その成果を創作劇にまとめた。秀綱の人柄を伝えようと、衣装や小道具はもちろん、台本まで自分たちで考えた“完全オリジナル作品”で、16日の文化祭での披露に向け稽古に励んでいる。

 秀綱は幼少期、現在の戸沢村で育ち、父貞綱が築城した鮭延城に貞綱没後の1582年ごろに入り、城主となった。最上義光に攻められて85年に降伏。以降は最上家の武将となり、長谷堂の戦いなどで活躍した。最上家改易後は佐倉(現在の千葉県内)土井利勝の客人となり、古河(現在の茨城県古河市)で84歳の生涯を閉じた。

 真室川小の子どもたちは今年5月から、書物を読んだり城跡を見たりして秀綱について見識を深め、性格などを議論した。その意見を基に代表児童2人が脚本を執筆し、新庄演劇研究会で舞台監督を務める町職員の矢口しのぶさん(48)が脚色した。2部構成とし、義光に城を攻められ秀綱自らが戦いに挑む姿などを描写した前編と、改易の憂き目に遭ったにもかかわらず家来を気遣う姿を後編にまとめ、タイトルを「鮭延秀綱~我(わ)が町の英雄~」とした。

 12日は文化祭に向けて仕上げの稽古を行った。矢口さんがせりふ回しや細かな所作などを指導。「観客が入ると声は吸収される。口を縦に開けて遠くまで声を届かせて」などと助言した。

 台本を考えた佐藤愛夏さん(12)と本田さゆりさん(11)は「登場人物の性格が伝わるように丁寧にせりふを考えた」と話し、第1部で秀綱を演じる川又蓮君(12)は「勇ましく仲間思いの秀綱になり切りたい」と意気込んでいる。

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