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鶴岡市長選、最終盤の攻防鍵 皆川氏先行、追う佐藤氏

2021/10/07 08:13
(右から届け出順に)佐藤聡氏、皆川治氏

 任期満了に伴う鶴岡市長選は10日の投開票まで3日となった。山形新聞社は取材で得た情報と有権者への対面調査結果を加味し情勢を探った。ともに無所属で、再選を目指す現職皆川治氏(47)=森片=が先行し、前県議の新人佐藤聡氏(53)=茨新田=が懸命に追い上げている。態度を決めかねている有権者が一定程度おり、最終盤の攻防が当落の鍵を握りそうだ。

 両陣営とも、特定政党の推薦を受けない「市民党」を掲げ、党派を超えた支持拡大を図っている。

 前回選挙で現職を破って初当選した皆川氏は市全域に組織した後援会支部を軸にいち早く浸透し、リードを保っている。自らが策定に携わり、2019年度に実質的にスタートした第2次総合計画をはじめ、対話と協働の市政を前進させるとし「文化会館やごみ最終処分場問題のような対話に欠ける市政には戻さない」と訴えている。

 吉村美栄子知事が支持の考えを示し、共産党鶴岡地区委員会も自主的支援に回っているほか、一部建設業者の後押しも得て、地盤の旧市南部など幅広い地域で知名度を生かした戦いを進めている。一方で、前回から変わって、一部支持者が離れ、支援してきた連合山形が自主投票を決めるなど集票に影響。沿岸部や若者層への広がりに欠ける。

 佐藤氏は加藤鮎子衆院議員(県3区)など保守系議員らの支援を受け、二連ポスターを作成し、街頭に掲示するなど市議選立候補者とも連動した戦いを展開している。一部労組を含め、推薦を取り付けたさまざまな団体に働き掛け、支持拡大を目指している。

 住みよさランキングや、ふるさと納税受け入れ額を例に「停滞から再び前進する鶴岡再興を果たす」としプレミアムクーポン配布、スーパーシティ構想採択に向けた事業などを最重点施策に掲げている。コロナ禍で当初予定していた地域座談会が開けなくなったため、100の具体策をまとめた冊子の配布などで政策の浸透を目指している。ただ知名度不足を解消しきれておらず、特に市街地では劣勢を強いられている。

 10月2日現在の有権者数は10万5329人(男5万12人、女5万5317人)。

◆立候補者(届け出順)

佐藤  聡 53 会社役員 無新

皆川  治 47 市  長 無現

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