「おばちゃん、こんにちは」。1月下旬、平日の午後3時半ごろ、扉が開くと、子どもたちの元気な声が店内に響いた。学校が終わり、家にランドセルを置いてきた子どもたちが次々に集まってきた。山形市南一番町にある「はじめや」。50年以上、子どもたちを見守ってきた駄菓子屋だ。
デジタル化が進み、ホームページ(HP)や交流サイト(SNS)を使った情報発信はPRになくてはならないものになっている。しかし、購入者の口コミだけで、そのおいしさが広まり、親しまれているお店がある。今回は地域に根差し、味を守り続けている菓子店を紹介する。
山形県民のソウルフードと称される「げそ天」。今やラーメンやそばの脇役ではなく、一品料理として“主役級”となっている。その火付け役とも言える山形市長町2丁目の食料品店「エンドー」。揚げたてのげそ天を提供し、味のバリエーションも16種類ある。平日もひっきりなしに客がやって来る人気店だが、なぜこれほど人が集まるのか。お店を訪ねてみた。
山形市七日町に半世紀にわたり、市中心街の変遷を見守ってきた老舗の喫茶店がある。創業51年を迎えた喫茶「珈琲(コーヒー)ひまわり」だ。
スキーシーズン真っ最中の山形市蔵王温泉。高湯通りの土産店に、温泉に浸すと文字が浮き出る「温勢占い」ができる「湯みくじ」があると聞き、向かった。
山形市にある山形県立博物館(生島信行館長)入り口に“木の根”が展示されている。一見、その辺の林にある木の根と変わりがない。しかし、この木の根こそは、約2万7千年前、旧石器時代の人類(われわれ山形県人の祖先?)とナウマンゾウなどが活動していた頃の「須川埋没林(すかわまいぼつりん)の一部(埋没樹木)」だ。
新年を迎え、神社仏閣を訪れる人が多いだろう。今回は県内各地の一風変わった「御朱印」を探してみた。御朱印は神社仏閣を参拝した証しとして頂く。「御朱印ガール」と呼ばれ、パワースポット巡りをする女性たちも依然として多い。最近はデザイン性にこだわり、個性的でカラフルなものもある。第1弾は朝日町と長井市から、2カ所の神社を紹介する。
ラーメン消費量日本一の奪還を目指し、山形市が熱い。佐藤孝弘山形市長は「おいしい年越しラーメンを食べて、新年のランキング発表を待ちたい」と話した。記者も微力ながら応援したい。大風印刷(同市、大風亨社長)が販売する、市内の人気ラーメン店で特典を受けられる“ラーメンガチャ”を回し、少し早い“年越しラーメン”を味わった。
県内各地に七不思議と呼ばれる伝承が残っている。山形市にも古くから伝わってきた七不思議が存在する。言い伝えだけでなく史跡が残っているものもあるという。宮町にあると聞いたので、探しに行ってみることにした。まずは全容を把握しようと、鳥海月山両所宮へ向かった。
昭和期に話題となったニュースを調べるのが好きだ。本紙が2007年、130周年記念に発行した「10大ニュースに見る戦後史」を読んでみると、気になる記事が目に入った。記者が生まれる前の50年以上前に、山形市内に大型レジャー施設がオープンしたという。同市内出身の同僚でも知っている人はいない。どんな施設だったのだろうか。
山形市の西谷が販売しているオリジナル防災ボックスが大丸松坂屋百貨店の大丸東京店の年末年始ギフトに選ばれた。福袋としてオンラインサイトで間もなく予約販売を開始する。西谷の首都圏進出の背景には、本県ではまだなじみの薄い無償の社会貢献活動「プロボノ」がある。プロボノとはどのようなものか探ってみた。
ブドウやラ・フランス、リンゴなど、県内産の果物がおいしい季節。食欲の秋にお薦めのフルーツを使ったスイーツを2週にわたって、4カ所紹介する。