ここ数年、茨城県内の鉄道に好んで乗っている。それは、(1)コロナ禍で遠距離旅行が困難(2)東京都内の鉄道は日常的に乗っている(3)何と言っても茨城は近いし、旅の軸となる常磐特急に親近感がある―と言うのが理由。そこで深秋の茨城小旅に出た。
今回は下館から取手までの関東鉄道常総線(51・1キロ)。非電化の私鉄ローカル線にしては長距離だ。特徴は途中の水海道―取手間が複線となっていること。非電化ローカル線は単線というのが定番だが、この区間は立派な複線となっているのだ。その上、この区間は通勤時間帯だと6分間隔で運行、さらに「快速」まである。興味をそそられる地方私鉄である。
ということで…