東京に長く住んでいるので、都内の鉄道はほぼ乗りつくしたはずと思って地図を眺めていたら、都心から一直線に北へ延びるなじみのない路線があることに気づいた。東京都営の新交通システム「日暮里・舎人(にっぽり・とねり)ライナー」だ。
JR山手・京浜東北線の日暮里駅を起点に、都道・尾久橋通りの上を高架で駆け抜け、足立区の北端、見沼代親水公園駅までの9.7キロ。5両編成の少し小ぶりな列車が13駅を各停のみ20分ちょっとで結んでいる。開業は2008年3月と新しく、今年でちょうど15周年を迎える。
最初は「都内乗りつぶし」狙いだったが、実は前から行ってみたかった目的地があった。それは途中の駅名…