モバイルやましんスマート

トップ
南東北インターハイ 7/28~8/20
  • 特集「本県の精鋭たち」

あとは強い気持ちだけ

陸上・女子円盤投げ 斎藤真希(鶴岡工高)

(2017年1月1日掲載)
タイトルへの意欲を力に変える陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工高)=2016年7月、岡山市 タイトルへの意欲を力に変える陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工高)=2016年7月、岡山市

 「記録はどんどん伸びた。でも肝心なところで自分に甘く、優勝を逃した」。陸上女子円盤投げの斎藤真希(鶴岡工高1年)は成長を感じながら、悔しさをかみ締めた2016年シーズンを振り返る。記録だけを見れば、同世代で群を抜く実力がある。「あとは1位になるという強い気持ちだけ」。新たなシーズンは精神的に一皮むけた姿を見せるつもりだ。

 余目中3年時に中学日本新記録を樹立。昨年5月の県高校総体は県新記録で優勝し、華々しい高校デビューを飾った。勢いはそれだけでとどまらない。6月の日本選手権にも出場。大学生らと競い合った15歳は、県記録を再び塗り替える49メートル65をたたき出し4位に入った。「インターハイ3連覇」も視野に入っていた。

 それでも勝てなかった。7月の中国インターハイ、10月の国体はいずれも僅差で準優勝。記録は自己ベストから遠く離れた46メートル14と42メートル43。菅原稔コーチが体調不良で指導できなかったというアクシデントもあったが、「がちがちに緊張したり、フォームが不安になったり…。練習をこなすだけになり油断もあった」。力があることは分かっているだけに後悔が募った。

 国体後に菅原コーチが完全復帰。斎藤は中学時代から先輩と慕う渡部結衣(鶴岡北高2年)とともに週6回、ウエートや体幹のトレーニング、50メートルダッシュに取り組んで体を追い込む。「(投てきの)土台となる脚力を鍛える」。室内でのフォームの確認も怠らず、昨年12月中旬には体重も増え、体が一回り大きくなった。

 大舞台で得た貴重な経験を生かす新シーズン。自分の力を発揮し結果を残したいのは南東北インターハイだ。陸上は天童市のNDソフトスタジアム山形での開催。期待を集める一方、プレッシャーものし掛かるが「今年こそはタイトルを総なめにする」。強い気持ちを貫き、女王の座をつかむ決意だ。